海と山の幸に恵まれた街 山、川、海と変化に富んだ自然が市内全域に広がる延岡市。それぞれの自然の恵みを存分に味わえる街です。
神話の源流 ~ はじまりの物語
神話旅 其の1
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出会い ~海と山からパワーをもらう~
延岡編アマテラスオオミカミの孫、ニニギノミコトが高天原から地上に降り立ちました。川を下った先で山の神オオヤマヅミの娘、コノハナサクヤヒメに出逢いました。 その地こそが笠沙山で、今は愛宕山と呼ばれていますが、コノハナサクヤヒメのあまりの美しさにニニギノミコトは一目惚れし結婚を申し込んだのです。 二人の間に生まれたホデリノミコト(海幸彦)とホオリノミコト(山幸彦)。兄弟も味わったであろう延岡の山と海の恵みを存分にいただきます。
スタート
延岡インターチェンジ車で約20分1
愛宕山展望台車で約35分2
行縢神社車で約35分3
可愛山陵車で約75分4
祝子川渓谷徒歩10分5
神さん山県内唯一の「日本夜景遺産」を臨む 愛宕山展望台
高天原から高千穂に降り立った天孫ニニギノミコトは、五ヶ瀬川を下って延岡にやってきました。ちょうど川へ水汲みに訪れたコノハナサクヤヒメに出逢い、そのあまりの美しさに一目惚れしました。そして求婚をした場所がこの愛宕山(旧名、笠沙山)といわれています。二人のロマンスにあやかって結ばれることを願うたくさんの南京錠が、鍵かけモニュメントにかけられています。春日神社 社殿の傍らには樹齢900年の大楠がそびえ立ち、愛宕山の登山道へと至る参道は桜の並木道となっている、緑に包まれた荘厳な神社。春日神社と愛宕神社の御朱印をいただけます。
愛宕神社 高橋元種が延岡城を築城した際、山頂にあった神社を移転させました。徳川家康の曾孫であり、有馬直純の正室であった日向御前が願掛けに通っていた神社としても知られています。
御手洗水神社 愛宕山展望台から歩いて行ける神社。木立の中に林立する鳥居を抜けた先にあり、湧水が絶えないとされて、かつては参拝者が身を清める場所でした。
極天さん 愛宕神社奥宮を、地元では「極天さん」(天空を極める聖地)と呼び、昔は女人禁制でした。その禁を破り参拝した日向御前の笠木が残されています。
狛犬、御神木などのシンボルが多く点在する 行縢神社
行縢神社は行縢山登山道の入り口にあります。行縢とは馬に乗る際、下半身を覆う防具のことで、山の形がこれに似ていることに由来します。神社は代々の延岡藩主からも篤い信仰を寄せられ、イザナキ、イザナミ、ヤマトタケルなどが主祭神の神社です。境内にはさざれ石や夫婦杉、愛らしい狛犬など、めずらしく貴重なものが多くあります。天孫ニニギノミコト終焉地 可愛山陵
可愛岳の麓にある天孫ニニギノミコトの終焉地と伝えられていて、宮内庁からも御陵墓参考地に指定されている場所です。そのため宮内庁の「御陵守部」によって御陵は守られていて、周囲を柵が巡り、門は固く閉ざされ中に入ることができません。原生林が織りなす渓谷美 祝子川渓谷
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの間に生まれた三人の皇子の一人、ホオリノミコト(またの名を山幸彦という)が遊んだところとか、その水を産湯に使ったなどと言われています。巨石の間を透き通った水が流れる、雄大な景観を持つ渓谷です。「大崩山」の麓に位置するパワースポット 神さん山
高さ24メートルと15メートルもの巨大な岩が絶妙なバランスで支え合ってそびえるその隙間に、2メートルほどの高さの三角形の岩が立っています。周辺から縄文時代のヤジリや土器が発掘されている縄文時代の遺跡ですが、ホオリノミコトが過ごした岩屋ではないかという説もあり、いずれにしても興味をかき立ててやまないスポットであることは確かです。※写真はイメージです。
1ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出逢い
(延岡市)
2ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出逢い
(西都市)
3出会いと旅立ちの場所で新たな決意を固める
(日向市)
4神武天皇の歩みに思いを馳せ、誓いを立てる
(都農町)
5イワナガヒメの悲しみを優しく見守ってきた米良の郷びと
(西米良村)
6日本発祥の地で、心身ともに初心に帰る旅
(高原町)
7天孫降臨・天岩戸伝説
(高千穂町)
8天孫降臨の山々に育まれた食を体験
(小林市)
9山岳信仰の場となった奥椎葉のパワースポット
(椎葉村)
10神武天皇の湯浴みの地で心の休息を
(新富町)
11山幸彦が狩りをした地で自然を感じる旅
(串間市)
12天孫降臨神話が残る地を歩く
(諸塚村)
13天孫降臨伝説
(日之影町)
14海幸山幸と春の訪れを感じる旅
(日南市)