神話のふるさと宮崎

神話の源流 ~ はじまりの物語

神話旅 其の13

天孫降臨伝説~山間に息づく文化に親しむ~

日之影町

アマテラスオオミカミの命を受けて、高天原から葦原の中つ国に天降った二ニギノミコトは、高千穂のくしふるの峰に降り、都をどこにしようかと思案され、現在の日之影町岩井川神社後方の台地にたどり着きます。そこは古くは檍原と呼ばれた土地で、二ニギノミコトが留まられたことから「大日止」と名付けられたといいます。また、高城山に登って国見をされ、その後五ヶ瀬川に沿ってお降りになったともいわれています。神々も自然の恵みに感動したのではと思えるほどの森の癒しパワーを感じる日之影町。森林セラピー基地や河川ボルダリング一大エリアもある自然の宝庫です。自然の力強さ、豊かな森の癒しに身を任せてみませんか。

九州の百名山に名を連ねる傾山などの山々と、深いV字谷を成す渓谷、森林セラピー基地にも認定された豊かな森。川と森、山の恵みに癒される山里。

高千穂・日之影 神話旅エッセイ

モデルコース

スタート

北方インターチェンジ車で約30分

大人神社車で約10分

岩井川神社車で約25分

高城山車で約35分

石垣の村・戸川
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ニニギノミコトが留まったという伝説の地 大人神社

ニニギノミコトが天降った際に、留まったところであることから「大日止」という地名になったと伝えられます。その後明治4年に大人神社と改称されました。毎年秋の例祭には、大人歌舞伎が奉納されていますが、それは高千穂の鬼八に娘を生贄として捧げる習わしがあったのを、当時の領主であった甲斐氏が猪を供えることに変えた功績に感謝してはじまったとされます。二ニギノミコトの伝説と共に、地方歌舞伎の伝統も受け継いでいます。

天翔大橋 コンクリート橋としては国内最大で、水面からの高さは143mあり、車が通るすべての橋のなかで日本一の高さを誇ります。中央部には風力発電装置もあり夜間照明の電力をまかなっています。

日之影温泉駅 廃線となった高千穂鉄道の駅に作られ、全国的にも珍しい温泉です。温泉は2階にあり、五ヶ瀬川のせせらぎが楽しめる露天風呂や、ジェットバス、サウナなどをそなえています。

天神山つつじ公園 約2万本のキリシマツツジとクルメツツジが植栽されており、花が見ごろになる4月中旬には夜間ライトアップもされ、暗いなかに花のじゅうたんが浮かび上がり、見応えがあります。

日之影町竹細工資料館 現代の名工「廣島一夫」氏をはじめ、日之影町の竹細工職人が制作した竹工芸品を展示。日之影町の竹細工の文化について、多くの人に触れてもらえるよう、旧商工会館を改修して作られました。

ニニギノミコトの天降りの足跡を感じる 岩井川神社

ニニギノミコトが天降って、国を治めようとこの地に留まったといわれ、この霊地を保存するために太子大明神として崇めたという歴史があります。その後付近の小社を合祀し、岩井川神社と改称されました。1月14日、15日の例祭には夜神楽が奉納されます。また、鳥居に通じる石段は、鳥居から下の部分は改修されましたが、上部は当時の石工の技術をうかがわせる200段の石段がいまも残っています。石段の総数は307段あり、神社の石段としては長いものです。

青雲橋 国道にかかるアーチ橋では東洋一の規模を誇る。水面からの高さ137m、長さ410m。下から見上げると空にかかっている橋のようにも見える壮大な景観を楽しめます。

八戸観音滝 落差45mある八戸集落の下方にある滝。滝の左岸に巨大な洞穴があり、聖観世音菩薩像が奉納されているため観音堂と呼ばれています。1月16日の初観音の時には、八戸観音まつりが開催されます。

TR列車の宿 全線廃止となった旧高千穂鉄道の2車両を改装して、日之影温泉駅構内に作られた簡易宿泊施設。外観デザインを保ち、内部の列車特有の設備はそのまま残すなど、列車だった頃の姿も楽しめる宿です。

サルタヒコが天孫二ニギを迎えた地 高城山

ニニギノミコトは、高千穂のくしふる岳から岩井川村に入り、高城山に登って国見をされ、五ヶ瀬川に沿ってお降りになれられたという伝承があります。高城山の山頂には、神崎の塚と称する小さな塚があり、サルタヒコがニニギノミコトを迎えたところといわれています。また、山の西の麓の地域を乙女というのは、アメノウズメにちなんでと伝えられています。中世には、三田井氏48塁のひとつとされる、石山城が山頂にあったといわれています。

綱ノ瀬渓谷 青雲橋のバス停から車で15分ほどのところにある渓谷。奇岩の多い、ダイナミックな景色が楽しめ、下流には昭和12年に架設された、高千穂鉄道の橋梁、綱ノ瀬橋梁がかかります。

龍天橋 日之影町内にかかる橋のなかで3番目に大きい橋で、林道にかかる橋のなかでは日本一の規模とされます。水面から100.2mの高さにある「上路式ローゼ橋」で橋長260m、幅員8mを誇ります。

歴史感じる石垣の美しさに感動 石垣の村・戸川

日之影川沿いにひっそりと佇む戸数7個の静かな集落。見事な石垣が棚田を守るように続き、日本の棚田百選にも選ばれています。村の歴史は定かではなく、集落の人達は自然石に守られ、代々自給自足で生活をしてきたといわれています。残された記録の中で最も古い石垣は嘉永から安政年間に築かれたもの。この記録に記されている石工は江戸城の修復にも招かれているほどの技術者です。村の中心部には、軽食も食べられる石垣茶屋があります。

出羽洞穴 かもしかの森の西、本谷山の中腹、標高920mのところにある、15000年より前の旧石器時代の遺跡。県内ではもっとも古い時代のものとされ、歴史とロマンを感じることができます。

見立渓谷 24Kmにおよぶ日之影川の上流にある渓谷。浸食による奇岩や巨石が多く、秋には紅葉の名所としても知られます。ウォーキングコースも整備され、森林浴しながら散策ができます。

英国館 英国人ハンス・ハンターにより、見立鉱山の英国人技師の社交と宿泊の場として建設され、英国人達が暮らしたクラブハウスです。日本建築と洋風建築をひとつにした独特の様式を見ることができます。

おすすめ体験

  • 森林セラピーツアー 癒し効果が科学的に検証された「森林セラピー基地」の森を有し、個々のペースや体調に合わせたウォーキングコースが選べます。コースは3つあり、ガイドマップを参考に癒しの森を散策できます。
  • 渓流釣り 日之影川上流の渓谷は、アユやヤマメの渓流釣りでも人気。フライフィッシングやルアー釣りが楽しめる絶好のポイントが数多くあり、県内外から多くの釣り客が渓流釣りを楽しみます。
  • 登山 九州の百名山に名を連ねる傾山をはじめ、丹助岳、五葉岳、トッキン岳などの山々は、登山シーズンには多くの登山客が絶えません。春はアケボノツツジ、山シャクヤク、シャクナゲなども見られます。

おすすめグルメ

  • 柚子柿 よく甘味の出た干し柿12から13個に柚子の皮を重ねて、保存性を高めるために、縄で巻き上げます。天然素材の手作りの逸品として、県内はもちろん県外にもよく知られています。
  • 日之影栗 品質日本一の高い評価を獲得している日之影の栗。落ちてすぐに収穫されるため、香りが高く、栗きんとんなどの高級和菓子の材料として、生産量の7割が県外に出荷されています。
  • ジビエ料理 日之影温泉駅をはじめとする、町内の食事処では、地元でとれる猪肉や鹿肉を使ったジビエ料理を提供するところもあります。脂身がさっぱりとして、健康志向の方にも注目されています。

※写真はイメージです。

その他のルート