神が住む高天原が町名の由来 幼少の神武天皇が過ごされた悠久の歴史と雄大な自然に育まれた水と緑と神話の町です。
神話の源流 ~ はじまりの物語
神話旅 其の6
日本発祥の地で、新進ともに初心に帰る旅
高原天孫降臨の地といわれる高千穂峰が印象的な高原町。高原町の「皇子原」で生まれたとされる神武天皇は幼少期、サノノミコトと呼ばれていたといいます。 高原町には、その名を冠した「狭野神社」、幼いころ遊んだとされる「御池」などがあります。神武天皇にまつわるスポットをめぐり、水の清らかな地で、自然とおいしいものを堪能する旅に出ましょう。
スタート
高原インターチェンジ車で約15分1
霞神社車で約20分2
狭野神社車で約2分3
皇子原神社車で約7分4
御池車で約5分5
霧島東神社霞ヶ丘の上に位置するパワースポット 霞神社
長い階段の先には、霧島連山を望む素晴らしい眺望が。1843(天保14年)発刊の『三国名勝図会』には、岩の割れ目から姿を現す白蛇様が描かれており、 “神蛇祠”の裏手の岩窟には、今も体長約30cm、お箸ほどの太さの白蛇様が棲み、出逢えると幸運に恵まれるといわれています。神武天皇が生まれ、遊んだ地 狭野(さの)神社
初代天皇とされる神武天皇の幼名は、狭野尊(サノノミコト)といいました。「狭野神社」は、主祭神であるサノノミコトの名に由来しています。朱塗りの門をくぐると、杉並木の長い参道が続き、美しいコントラストを見せています。神武天皇が誕生された産屋跡 皇子原(おうじばる)神社
高千穂峰の麓・高原町は、神武天皇生誕の地といわれています。「皇子原神社」は産屋があった跡といわれ、本殿後背にある産婆石(うべし)付近で生誕されたと伝わります。一帯の公園内にある神武の館には、人形で神話のシーンが再現され、無料で観覧できます。産場石(うべし) 神武天皇は、皇子原神社本殿の後背にある産湯石の付近でお生まれになったとされ、母タマヨリヒメが出産した産屋跡といわれています。石の表面を撫でると、安産になると伝わっています。
皇子原公園 渓流釣り場やテニスコート、コテージなどがあります。桜や彼岸花が彩る季節は美しい景観が広がります。 住所/高原町蒲牟田3-251 TEL/0984-42-3393 時間/8:30~17:00 休日/11月~2月の木曜
皇子原公園の彼岸花 皇子原公園内では、9月中旬から下旬にかけて、約300万本ものヒガンバナが咲き誇ります。毎年、秋分の日にはヒガンバナまつりが行われ、秋の陽光の中、バーベキューなども楽しめます。
高千穂峰が美しい水浴びの池 御池(みいけ)
神武天皇が幼少時に水浴びをして遊んでいたと伝えられています。高千穂峰を正面に望む「皇子港」は、御池に7つあった港のうちの一つです。御池は、約4600年前の霧島山の噴火によりできた火口湖で、湖底はすり鉢状になっていて、水深100mもあるそうです。「天の逆鉾」を社宝として祀る 霧島東神社
国生みの神イザナキノミコトとイザナミノミコトを主祭神とし、高千穂峰(1574m)山頂の「天の逆鉾」を社宝としています。12月には祓川(はらいがわ)神楽が奉納されます。※写真はイメージです。
1ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出逢い
(延岡市)
2ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出逢い
(西都市)
3出会いと旅立ちの場所で新たな決意を固める
(日向市)
4神武天皇の歩みに思いを馳せ、誓いを立てる
(都農町)
5イワナガヒメの悲しみを優しく見守ってきた米良の郷びと
(西米良村)
6日本発祥の地で、心身ともに初心に帰る旅
(高原町)
7天孫降臨・天岩戸伝説
(高千穂町)
8天孫降臨の山々に育まれた食を体験
(小林市)
9山岳信仰の場となった奥椎葉のパワースポット
(椎葉村)
10神武天皇の湯浴みの地で心の休息を
(新富町)
11山幸彦が狩りをした地で自然を感じる旅
(串間市)
12天孫降臨神話が残る地を歩く
(諸塚村)
13天孫降臨伝説
(日之影町)
14海幸山幸と春の訪れを感じる旅
(日南市)